2017/07/10 18:18

 

メトロを乗り継いでこの日の本命’クリニャンクール’へ。
事前リサーチ通りメトロから蚤の市までの道は物売りだったり怪しげなお兄さん達がずらり…
脇目も振らずハイスピードで直進!結局何事もなく10分足らずで到着(;'∀')
        
外の雰囲気からは想像できない素敵な世界が広がるクリニャンクール蚤の市。
青空市だったヴァンヴとは違ってショップ型で、得意なジャンル毎でエリアが分かれていて規模も大きい。
目当てのものがあると事前にエリアを決めてより深く探す事ができる。
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nineの帽子は伝統的な製法を大事にして製作しているので、今回の目当ては帽子の道具とVintageの帽子、そしてインスピレーション。
様々なジャンルのVintage shopが無造作に連なっている、見慣れているDisplayとはかけ離れたショップの見せ方もとても新鮮。


Vintageだけでこれだけのマルシェができるってすごいことだなとつくづく。
ついつい誘惑にちょい負けしながら…よそ見は甘~いよ(笑)



やっと探していたものに辿り着く…


数年前、とある帽子職人としばらく仕事をする機会があって使っている道具の中に見たことのない(明らかに自作のものが)多かったので聞いたら、自分にぴったりの道具はどこにも売ってないから作って使ってるって聞いたことがある。オリジナリティはデザインから生まれるものに違いないけれど、時にはオリジナルツールからも作り出すことができるって知った瞬間でした。
デザイナー育ちの私にとって新しい世界が垣間見えた貴重な経験。

                  
パリ一人旅の1日目はドキドキから始まり、1日中歩き、考え、感じることができてとても充実。
帰りのメトロまでの道は緊張もすっかりほぐれて(手持ちも殆どなくなり)全く怖いとは思わなくなった自分に驚きながら
平和な気持ちと気持ちいい疲労感と共にアパルトマンに帰宅。つづく…